医療従事者様向け情報– category –
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「リセット」とは?矯正治療で頻出する処置用語を整理!
矯正治療において日常的に使われる処置用語のひとつが「リセット(ReSet)」です。 スタッフ間の共有、カルテ記載で登場するこの言葉。 今回は「リセット」とは何を指すのか、どんな場面で使われるのかを整理していきます。 リセットとは?主なリセットの... -
コンバーティブルタイプのキャップを外すタイミングとは?– 6番のブラケットを“変化”させる瞬間 –
前回の記事では、6番に使用される「コンバーティブルタイプブラケット」の構造や特徴について解説しました。 今回はその続編として、「いつ・どんな時にキャップ(チューブ)を外すのか?」について解説します。 キャップを外すタイミングはいつ? キャッ... -
コンバーティブルタイプとは?6番に使用される“2way”ブラケットの基礎知識
矯正治療において、ブラケットの種類選びは治療の進行や精度に大きく関わります。 その中でも、第一大臼歯(6番)に使用される特殊なブラケットとして知られているのが「コンバーティブルタイプ」です。 今回は、コンバーティブルタイプの構造・使い方・メ... -
2級ELS・3級ELSとは?顎間ゴム(エラスティック)の役割と使い方を解説!
矯正治療では、ワイヤーやアライナーだけで歯を動かすのではなく、ゴム(エラスティック)を補助的に使用し咬合や顎位の調整を行うことがあります。 その中でも頻繁に登場するのが「2級ELS(エラスティック)」「3級ELS(エラスティック)」です。 今回は... -
ブラケットの種類と特徴を解説— 審美性・強度・操作性に応じた選び方のポイント —
ワイヤー矯正において、ブラケットの選択は治療設計そのものに関わる大切な要素です。 現在では複数の種類が存在し、審美性・強度・コスト・チェアタイムなど、さまざまな観点から選択肢を検討する必要があります。 今回は、それぞれのブラケットの特徴と... -
アンダーレイとは?— 口蓋側転位歯に“下から”アプローチする矯正操作 —
オーバーレイと並ぶワイヤー操作の応用テクニックとして、「アンダーレイ(underlay)」があります。 アンダーレイは、歯列から逸脱している歯を細いワイヤーで個別に操作する際の選択肢として有効です。 この記事では、アンダーレイの基本概念から適応症... -
オーバーレイとは?唇側転位の歯に“上から”アプローチする部分配列テクニック
矯正治療では、「歯列全体のアライメントは整ってきたが、個別に配列が必要な歯がある」といった場面がよくあります。 そのようなときに使える有効な手法の一つが「オーバーレイ(overlay)」です。 この記事では、オーバーレイの基本概念から適応症例、ワ... -
アップライトとは?〜補綴前処置としての重要性とテクニック〜
「アップライト」という言葉、聞いたことはあるけど実際どんな処置かピンとこない… そんな先生方もいるかもしれません。 アップライトとは、簡単に言うと「傾斜した歯軸を咬合平面に対して垂直に立て直す処置」です。 アップライトは近心に傾斜した大臼歯... -
リムーブとは?ワイヤー矯正の締めくくり!
ブラケットを外す「リムーブ」は、動的矯正から保定へ移る大切な節目です。 この記事ではリムーブの適切なタイミング、痛みを抑える工夫、外した後の仕上げと保定のポイントを整理しました。 リムーブとは? 矯正治療における「リムーブ」とは、ワイヤー矯... -
トルクとは?矯正初心者ドクターのための基本解説
矯正治療を始めたばかりの先生にとって、「トルク」という言葉は少しとっつきにくいかもしれません。 しかし、トルクの概念はとても大切で、とくに抜歯矯正を行う上では必須の知識です。 今回は、トルクとは何か?から、どんな場面で使われるのか、注意点... -
スペースクローズとは?抜歯後や隙間を閉じる矯正治療の基本工程を解説
矯正治療において、「スペースクローズ(space close)」という言葉は非常に頻繁に登場します。 とくに抜歯矯正では、スペースクローズが治療全体の進行を左右する中心的な工程の一つです。 本記事では、スペースクローズの意味から臨床でのポイントまでを... -
矯正ワイヤーにおける「ループの種類」とその役割とは?
矯正治療で歯を狙いどおりに動かすには、ワイヤーを曲げて力を調整する「ワイヤーベンディング(屈曲)」が欠かせません。 なかでも、ワイヤーにループを組み込んで抜歯スペースを閉じる「ループメカニクス」は、臨床で最も頻繁に用いられる基本テクニック...
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