矯正装置が頬や唇に当たって痛い。
そんなときに役立つのが「矯正用ワックス」です。
歯科医院でもらったものの、「寝るときは外すの?」「食事のときはどうする?」と使い方に迷っていませんか。
この記事では、矯正用ワックスの使い方4ステップと、シーン別の対処法を紹介します。
矯正用ワックスとは?
矯正用ワックスとは、ブラケットやワイヤーが頬や唇に当たる痛みを防ぐための保護材です。
装置の尖った部分を覆うと、粘膜への刺激がやわらぎ、口内炎の予防にもつながります。
多くの歯科医院では、通院時にもらえることがあります。
なくなった場合は、ドラッグストアや通販でも購入できますよ。
矯正用ワックスには、シリコンタイプとペーストタイプがあります。
矯正用ワックスの使い方4ステップ

矯正用ワックスの使い方は、次の4ステップです。
装置のまわりを清潔にしておくと、ワックスが密着しやすくなります。汚れが残っていると、うまくつかないことがあります。
手を洗ってから、ワックスを豆粒くらいの大きさにちぎります。指先で軽く丸めて、やわらかくしておきましょう。
ティッシュやガーゼで、装置まわりの水分をふき取ります。濡れているとワックスが密着しにくいため、このひと手間が大切です。
気になる部分にワックスをゆっくり押し当て、しっかり密着させます。表面がなめらかになっていれば完了です。
シーン別|こんなときどうする?
矯正用ワックスは、場面によって「つけたままでよいか」が変わります。
迷いやすい3つのシーンを紹介します。
寝るとき
寝るときは、ワックスをつけたままで問題ありません。
むしろ、痛みで眠れないときこそ活用したい場面です。
就寝中は無意識に頬や唇が装置に当たるため、ワックスがクッションの役割を果たしてくれます。
朝起きたら一度外して、装置まわりを清潔にしましょう。
食事のとき
食事の前には、ワックスを外すのが基本です。
食事中は外れやすく、誤って飲み込んでしまう可能性があるためです。
食べ物が絡んで不衛生になる点も気になります。
食後は歯を磨いてから、新しいワックスをつけ直してください。
歯磨きのとき
歯磨きのときも、ワックスは外してから磨きましょう。
ワックスの下は汚れがたまりやすい部分です。
装置まわりを丁寧に清掃してから、水分をふき取ってつけ直してください。
矯正用ワックスはどこで買える?
矯正用ワックスは、主に3つの方法で手に入ります。
- 歯科医院:通院時にもらえることがある
- ドラッグストア:オーラルケア用品の売り場に置いている店舗もある
- 通販サイト:種類が豊富で、まとめ買いもしやすい
価格の目安は500〜1,500円程度です。
歯科医院でもらえる分でたりないときは、自分で買い足しておくと安心ですよ。
通販で選ぶなら、あらかじめ小分けにカットされたタイプが便利です。
この商品はクリアケースつきのため、外出先での付け直しにも向いています。
使うときの注意点

矯正用ワックスを使うときは、次の点に気をつけてください。
- 同じワックスを貼りっぱなしにせず、1日1回は交換する
- 必ず清潔な手で扱う
- 万が一飲み込んでも体に害はないとされるが、食事前には外す
- 装置に慣れてきたら、少しずつ使用量を減らしていく
ワックスは、あくまで一時的な保護材です。
ずっと使い続けるものではなく、装置に慣れるまでの「お守り」として考えておきましょう。
ワックスでも痛みが続くときは
ワックスを使っても痛みが続く場合は、装置に不具合が起きている可能性があります。
ワイヤーの端が飛び出していたり、ブラケットが外れかけていたりするケースも考えられます。
口内炎が悪化していることもあるでしょう。
我慢せず、早めに歯科医院へ相談してください。
装置別の痛みの特徴と対策については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

まとめ
矯正用ワックスは、装置が当たる痛みを防ぐための保護材です。
使い方は「磨く・丸める・乾かす・押し当てる」の4ステップと覚えておきましょう。
寝るときはつけたまま、食事のときは外すのが基本です。
痛みが続くときは我慢せず、歯科医師に相談してみてくださいね。


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