「ワイヤー矯正とマウスピース矯正、どっちが自分に合っているんだろう?」
矯正を始める前には、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
矯正方法にはそれぞれメリット・デメリットがあり、性格や生活スタイルによって向き・不向きがあるのが現実です。
この記事では、あなたに合った矯正方法を見つけるヒントを、やさしく、わかりやすく紹介していきます!
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の基本の違い

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の基本的な違いを下記表にまとめました。
まずは、治療法を選ぶポイントを把握しましょう。
項目 | ワイヤー矯正 | マウスピース矯正 |
---|---|---|
装置の見た目 | △ 目立ちやすい(白や透明の装置あり) | ◎ 透明でほとんど気づかれない |
取り外し | × 不可(常時装着) | ◎ 自分で取り外し可能 |
治療の適応範囲 | ◎ ほとんどの症例に対応 | ○ 症例により不向きな場合もある |
自己管理の必要性 | ○ 通院中心で管理 | △ 1日20時間以上の装着が必要 |
食事や歯磨き | △ 工夫が必要 | ◎ 取り外して普段どおりできる |
【ライフスタイル別】あなたに合う矯正はどっち?

ライフスタイルが違えば、最適な矯正方法も変わります。
具体例を挙げるので、「どちらがストレスなく続けられそうか?」をチェックしてみてくださいね。
※以下の内容はあくまで参考です。
最終的には担当の先生と相談しながら決めましょう!
忙しい・すぐ寝落ちしてしまうタイプ
あなたが忙しくて夜すぐに眠ってしまうタイプなら、ワイヤー矯正が適しています。
ワイヤー矯正は常時装着する装置なので、「付け忘れた!」と焦る心配がありません。
さらに通院のたびに歯科医師が装置を調整するので、日常的な管理を任せられます。
ただし、就寝前の丁寧な歯磨きだけは必ず行いましょう。
楽器を演奏している
管楽器などを演奏する場合は、治療方法を必ず担当の先生に相談しましょう。
マウスピース矯正は演奏前に取り外せるという利点がありますが、演奏中にかかる口腔内の圧力や、長時間の練習によって歯の移動が計画どおりに進まないこともあります。
楽器の種類や演奏スタイルによって最適な矯正法は変わるので、事前に詳しい状況を伝えることが大切です。
見た目が気になる・スポーツをしている
「できるだけ装置を目立たせたくない」と考えているなら、マウスピース矯正なら見た目が気になりません。
「ラグビーや柔道など接触の多いスポーツをやっている」なら、ワイヤー矯正では口の中のケガのリスクがあるので、マウスピース矯正も有力な選択肢になります。
ただしコンタクトスポーツをしていてもワイヤー矯正を選ぶことは可能で、ワイヤー矯正専用の保護マウスピースで対策すればケガのリスクを抑えられます。
人前に出る仕事をしている
営業・接客・プレゼンなど、人と話す機会が多い仕事をしている場合には、目立ちにくいマウスピース矯正が適しているかもしれません。
マウスピース矯正は食事のときに取り外しできるので、「会食中にワイヤーへ食べ物が挟まっていないか」と不安になる心配もありません。
ただし、発音の違和感については注意が必要です。
マウスピース矯正では、薄いシートが歯の裏に当たるので、最初は軽く違和感が出ることがあります。
一方、表側のワイヤー矯正は舌の動きを妨げにくい分、滑舌が変わりにくいです。
マウスピース矯正を付けての発音は多くの場合は数日で慣れますが、重要なプレゼンを控えている場合などは事前に担当の先生へ相談し、装着スケジュールを調整しましょう。
結婚式・成人式などイベントがある
晴れの日のイベントや写真で目立たせたくない場合は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正のどちらも可能です。
ただし、事前に担当の先生への相談が重要。
ワイヤー矯正の取り外しは相談の上、追加費用が必要になりますが、短期間だけ外すことは可能です。
マウスピース矯正なら当日の数時間外して過ごせるので、より柔軟に対応できます。
「矯正=我慢」ではありません。
大切なイベントも楽しみながら治療を進められるよう、相談してみましょう。
忙しくて通院が難しい・遠方で通院しにくい
遠方にお住まいだったり、仕事・育児で通院する時間を取りにくかったりするなら、マウスピース矯正が向いている可能性があります。
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正よりも来院間隔を長めに設定できるケースが多いからです。
ただし、装着時間の厳守やマウスピースの清掃など、自己管理を徹底できることが前提です。
【性格タイプ別】あなたはどっち向き?
性格と矯正治療の相性は意外と大きなポイントです。
性格傾向ごとに、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の向き・不向きを整理しました。
性格タイプ | 向いている矯正方法 | 理由 |
---|---|---|
こまめに管理できるタイプ | どちらでもOK | 装着や洗浄、口腔ケアを丁寧にできるならどちらも◎ |
ずぼら・うっかりしがち | ワイヤー矯正 | 装着忘れがなく、管理をお任せできる |
計画的・効率重視タイプ | どちらでもOK | 予定通りに進められるなら効果的 |
人前に出ることが多い | マウスピース矯正 | 自然で目立ちにくい見た目、発音も比較的スムーズ |
【まとめ】あなたに合った矯正方法を見つけよう!
矯正治療は、数ヶ月〜数年の長い付き合いになります。
だからこそ、「どれが一番いいか」よりも、「自分に合っているかどうか」がとても大切です。
- 見た目
- 性格
- ライフスタイル
- イベントの予定
何を優先したいかを一度整理してみると、選びやすくなりますよ。
「まだ迷ってる…」「自分に合うか不安…」という方は、まずはカウンセリングだけでも受けてみるのがおすすめです。
気軽に相談してみると、あなたにぴったりな矯正方法がきっと見つかります。
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