矯正装置で痛みは変わる?装置別の痛みの特徴と和らげ方

矯正治療を始めたいけれど、「痛みが心配で踏み出せない」という方は多いのではないでしょうか。

実は、矯正装置の種類によって痛みの感じ方や強さは異なります

自分に合った装置を選ぶうえで、痛みの特徴を知っておくことは大切なポイントです。

この記事では、ワイヤー矯正(表側・裏側)とマウスピース矯正の痛みの違いや和らげ方を紹介します。

装置選びの参考にしてみてください。

目次

矯正装置によって痛みの感じ方は違う!?

矯正治療では、歯に力をかけて少しずつ動かしていくため、どの装置を選んでも一定の痛みは生じます

ただし、痛みの出方や感じ方は装置の種類によって異なるのをご存じですか?

「締め付けるような痛み」が中心のものもあれば、「装置が口の中に当たる痛み」が出やすいものもあります

大きく分けると、ワイヤー矯正は調整のたびにしっかりした力がかかるため、痛みを強く感じやすい傾向です。

一方、マウスピース矯正は弱い力を少しずつかけて歯を動かすので、比較的穏やかな痛みで済むケースが多いとされています。

装置選びでは、見た目や費用、治療期間に注目しがちです。

痛みの特徴を事前に知っておけば、自分に合った装置を選ぶ判断材料になりますよ。

装置別!痛みの特徴と痛みを和らげる方法

矯正装置には大きく分けて、ワイヤー矯正(表側・裏側)とマウスピース矯正の3種類です。

それぞれ歯に力をかける仕組みが異なるため、痛みの出方や感じやすいタイミングも違ってきます

装置ごとの痛みの特徴と、和らげるための対策を紹介します。

ワイヤー矯正(表側)

ワイヤー矯正(表側)では、主に2種類の痛みが出やすくなります。

1つ目は、歯が動くときの締め付けるような痛みです。

装置の装着直後や調整のあとに強く感じやすくなります。

2つ目は、ブラケットやワイヤーが頬や唇の内側に当たる痛みです。

これは口内炎の原因になるケースもあります。

対策としては、装置の尖った部分に矯正用ワックスを塗ると粘膜への刺激を和らげられます。

装置の調整直後の痛みが辛いときは、食事は柔らかいものを選んだり、小さく切ったりする工夫もおすすめです。

ワイヤー矯正(裏側)

裏側矯正(舌側矯正)は、歯の裏側に装置をつけるため、表側とは異なる痛みが出やすくなります。

最も特徴的なのが、舌が装置に擦れる痛みです。

食事や会話のたびに舌が触れるため、慣れるまでストレスを感じやすい傾向があります。

また、サ行やタ行が発音しづらくなるという声も多く聞かれます。

対策は表側矯正と同様に、矯正用ワックスが役立ちます

発音については、練習を続ければ数週間で改善していくケースがほとんどです。

マウスピース矯正

マウスピース矯正の痛みは、ワイヤー矯正と比べて穏やかなケースが多いとされています。

痛みの中心は、新しいアライナーに交換した直後の圧迫感です。

「痛み」というよりも「締め付けられるような違和感」に近いと感じる方も少なくありません。

マウスピース矯正はブラケットやワイヤーがないぶん、装置が粘膜に当たる痛みも少なくなっています。

新しいアライナーへの交換は、就寝前に行うのがおすすめです。

寝ている間に違和感が和らぐため、日中の負担を減らせますよ。

マウスピースの尖った部分が当たって痛みを感じる場合もあるのですが、その際の対処法は下記の記事で詳しく紹介しています。

痛みの少ない装置はどれ?比較のポイント

痛みの少なさで比較すると、一般的にマウスピース矯正が最も穏やかとされています。

マウスピース矯正は弱い力を少しずつかけて歯を動かす仕組みのため、ワイヤー矯正ほど強い痛みは出にくい傾向です。

以下の表で、装置ごとの痛みの特徴を比較しました。

ワイヤー矯正(表側)ワイヤー矯正(裏側)マウスピース矯正
痛みの強さやや強いやや強い比較的穏やか
痛みの種類締め付け感・頬や唇への接触締め付け感・舌への接触圧迫感・違和感
痛みが出やすい時期装着直後・調整後装着直後・調整後アライナー交換直後
慣れるまでの目安1〜2週間数週間数日〜1週間

ただし、すべての歯並びにマウスピース矯正が適用できるわけではありません

歯の移動量が大きい場合や、複雑な噛み合わせの調整が必要な場合は、ワイヤー矯正が適しているケースもあります

また、痛みの感じ方には個人差があります。

同じ装置でも、強い痛みを感じる方もいれば、ほとんど気にならない方もいます。

装置選びでは、痛みだけでなく治療期間・費用・見た目・自分の歯並びとの相性を総合的に判断することが大切です。

カウンセリングで「痛みが心配」と伝えれば、自分に合った装置や対策を提案してもらえますよ。

マウスピース矯正が向いている方の特徴は、こちらの記事で詳しく紹介しているので、参考にしてください。

装置共通|痛みの経過と対策

どの装置を選んでも、痛みの経過には共通するパターンがあります。

一般的に、痛みのピークは装置の装着後や調整後の2〜3日です。

その後は徐々に和らいでいき、1週間ほどで落ち着くケースがほとんどです。

痛みが気になるときは、以下の対策を試してみてください。

  • 冷たいものを口に含んで患部を冷やす
  • 柔らかい食事を選ぶ
  • 痛みが強い場合は鎮痛剤を服用する
  • 矯正用ワックスで装置が当たる部分を保護する

ただし、1週間以上たっても痛みが治まらない場合や、腫れ・出血がある場合は早めに歯科医院へ相談しましょう。

矯正中の痛みへの対策は、こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。

まとめ

矯正治療の痛みは、装置の種類によって感じ方が異なります。

ワイヤー矯正は締め付けや装置の接触による痛みが出やすく、マウスピース矯正は比較的穏やかな圧迫感が中心です。

どの装置を選んでも痛みは一時的なもので、多くの場合は1週間ほどで落ち着きます。

痛みの少なさだけで装置を選ぶのではなく、治療期間や費用、自分の歯並びとの相性も含めて総合的に判断することが大切です。

「痛みが不安」という方は、ぜひカウンセリングで気軽に相談してみてください。

自分に合った装置と対策を、歯科医師と一緒に見つけていきましょう。

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