【保存版】顎間ゴムの使い方・注意点ガイド~矯正治療の効果を高めるために~

ワイヤー矯正やアライナー矯正を始めた方の中には、途中で「顎間ゴム(エラスティック)」の使用を指示されることがあります。

しかし…

  • どうやってつけるの?
  • どれくらい使えばいい?
  • つけ忘れたらどうなるの?
  • 歯科医院で聞いたけど忘れたらどうしたらいい?

ということもあると思います。

顎間ゴムは、上下の歯のかみ合わせを整える大切な装置です。

使い方を間違えたり、つけ忘れが続くと治療が思うように進まなくなることもあります。

この記事では、顎間ゴムの目的や正しい使い方、注意点までをわかりやすくまとめています

毎日の装着を忘れずに、理想の歯並びを目指していきましょう!

目次

顎間ゴムとは?

顎間ゴム(エラスティック)は、上下の装置にかけて使う小さな輪ゴムです。

目的は主に以下の3つです。

  • 上下の歯のかみ合わせを整える
  • あごのズレを改善する
  • 歯の動きをコントロールする

見た目は小さくても、重要な役割があります。

正しく使うと治療の進み方が大きく変わります。

装着時間について

顎間ゴムは、原則1日20時間以上装着します。

食事・歯磨き・入浴時以外はできるだけつけっぱなしにしましょう。

顎間ゴムをつけるときに意識すること
  • 食事、歯磨き以外の時はなるべくつけたまま
  • 「寝るときだけ」の使用指示でない限り、日中も装着を継続
  • 歯科医師からの装着時間・期間の指示を守ることが最重要!

つけ忘れが続くと、歯の動きが戻ったり、逆に悪化したりする可能性があります。

ゴムのかけ方と注意点

矯正治療の効果をしっかり出すためには、正しい位置にゴムをかけることがとても大切です。

慣れるまでは少し難しく感じるかもしれませんが、手順を覚えるとスムーズにできますよ。

ゴムのかけ方

鏡を見ながら、装置の指定されたフックにゴムを引っかけます

マウスピースの場合は、マウスピース自体に切り込みが入っていて、そこにかける場合もあります。

ゴムかけ専用フックを使用してもOKです。

自分のかけやすい方法を見つけましょう。

外すときの注意

ゴムを勢いよく飛ばさないように静かに外しましょう

毎日交換するのが基本です。

1日1回は必ず新しいゴムにしてください。

マウスピース矯正の場合は、必ずマウスピースを装着した状態でゴムをかけてください

マウスピースを使用せずゴムのみ使用すると思わぬ動きが生じてしまう可能性があります。

よくあるトラブルと対策

トラブル例対応方法
ゴムが切れた/なくなった新しいゴムの使用でOK
残りが少ない場合は早めにクリニックへ連絡を。
ゴムをつけるのを忘れた思い出した時点ですぐに装着を再開。
つけ忘れが続く場合は治療が遅れる原因に。
ゴムのかけ方がわからなくなった不安な場合は連絡したり次回の来院時に確認を。
痛みが強い・口が開けづらい最初は違和感があるもの。
数日で慣れることが多いですが、強い痛みがある場合は他の原因が考えられるため歯科医にご相談を。

日常生活での注意点

  • ゴムは毎日交換しましょう(汚れ・伸び・劣化を防ぐため)
  • 食事や歯磨きのときは外す
  • 食後はできるだけ早くつけ直す
  • 旅行などの際は予備ゴムを必ず持参すると安心

まとめ

顎間ゴムの装着は、矯正治療のゴールに近づくための大切な工程です。

使い方を守れば、理想の歯並びやかみ合わせに近づくスピードも上がります

最初は面倒に感じるかもしれませんが、毎日の習慣にしてしまえばラクになります!

わからないことや不安があれば、いつでもクリニックまでご相談くださいね。

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