ワイヤー矯正って痛い?目立つ?リアルなメリット・デメリット

歯科矯正って気になるけれど、ワイヤーが目立ちそう…」そんなイメージ、ありませんか?

この記事では、歯並びの矯正といえば定番の“ワイヤー矯正”について、仕組みやメリット・デメリットをやさしくご紹介します。

次回は「マウスピース矯正」について解説予定なので、あわせてご覧ください!

目次

ワイヤー矯正とは?

ワイヤー矯正とは、歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる小さな装置を取りつけ、ブラケットにワイヤーを通して歯を少しずつ動かしていく矯正治療です。

この方法は、ワイヤーによる力を細かく調整できるため、幅広い歯並びの悩みに対応しやすいという利点があります。

矯正といえばワイヤー、というくらい歴史が長く、現在でも“王道”の方法として選ばれている矯正方法です。

ワイヤー矯正の特徴まとめ

ワイヤー矯正には、対応できる症例の幅や見た目の印象、セルフケアのしやすさなど、いくつか押さえておきたい評価ポイントがあります。

治療方法を比較する際の参考にしてください。

ワイヤー矯正の特徴一覧表

ワイヤー矯正を選ぶ際に押さえておきたいポイントを、症例への適応範囲や見た目、ケアのしやすさなど項目別に一覧にしました。

項目特徴
対応できる症例の幅◎ ほとんどの症例に対応可能
治療の確実性◎ 歯の位置や角度を細かくコントロールできる
見た目の目立ちやすさ△ 銀色の装置は目立つが、白や透明の装置も選べる
歯磨きのしやすさ△ 装置の周りが磨きにくいため丁寧なケアが必要
痛みや違和感△ 調整直後などに一時的な痛みや違和感を覚えることがある
応用の幅○ 裏側矯正(舌側矯正)などもあるが、費用や違和感は増える傾向あり

ワイヤー矯正のメリット

ワイヤー矯正が長く支持されているのは、対応力の広さと治療精度の高さに理由があります。

ほとんどの歯並びに対応できる
  出っ歯・ガタガタ・すきっ歯・かみ合わせのズレなど、幅広い症例に対応。

歯を計画的に動かせる
  ワイヤーの種類や力の強さを細かく調整できるため、治療の精度が高い。

ワイヤー矯正のデメリット

どんな治療法にも気をつけたい側面があり、ワイヤー矯正も例外ではありません。

始める前に把握しておきたい主なデメリットと対処のヒントを整理しました。

見た目が気になることも
  銀色のブラケットやワイヤーは目立ちますが、目立ちにくい装置も選べます。

歯磨きが難しくなる
  装置の周囲に汚れがたまりやすいので、ケアに少し工夫が必要です。

・違和感や痛みが出ることも
  調整後に歯が動くことによる痛みや、装置の異物感がありますが、多くの方が徐々に慣れていきます。

使用されるワイヤーの種類

ワイヤー矯正では、治療段階や目的に応じて複数の材質・特性をもつワイヤーを使い分けます

代表的なワイヤーの種類と、それぞれが活躍するタイミングや特徴を簡単にまとめました。

ワイヤーの種類特徴よく使われる時期
ニッケルチタン(形状記憶)やわらかくて元の形に戻ろうとする力がある初期(歯並びを整え始める)
ステンレススチール硬くて強い力をかけられる中期〜後期(かみ合わせを整える)

大切なイベントがある方へ|外すこともできます

「結婚式や成人式、ウェディングフォトの時にワイヤーが目立つのが心配…」こんなお悩みもありますよね。

ワイヤー矯正は、イベントのタイミングにあわせて一時的に装置を外すことも可能です(※追加費用が発生することがあります)。

もちろん、外すことで多少の治療の遅れや歯への負担が出る可能性はありますが、人生の大切なシーンをあきらめる必要はありません

ワイヤー矯正だからといって「すべてを我慢しないといけない」わけではないんです。

予定がある方は、早めに担当の先生に相談して、納得できるスケジュールを一緒に組みましょう。

まとめ|“矯正の王道”として根強い人気

ワイヤー矯正は、対応力・治療精度・歴史の長さから、今でも多くの方に選ばれている矯正方法です。

目立ちにくい装置やイベント時の対応など、ライフスタイルに合わせた柔軟な選択肢も用意されています

気になる方は、ぜひ一度相談してみてくださいね。

次回は「マウスピース矯正」についてやさしく解説します!

コメント

コメントする

CAPTCHA



reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次