【保存版】リテーナー(保定装置)の使い方・お手入れガイド

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矯正治療が終わって「やっと装置が外れた!」とホッとする一方で、リテーナー(保定装置)についてこんな不安や疑問を感じていませんか?

  • つけ忘れたらどうなるの?
  • どうやって洗えばいい?
  • これって壊れていない?
  • 使う時間、減らしていっていいの?

リテーナー(保定装置)は、整えた歯並びを安定させるために欠かせない大切な装置です。

正しく使わないと、歯が元の位置に戻ってしまう「後戻り」が起こることもあります。

この記事では、リテーナーの使い方・装着時間・お手入れ方法・注意点をわかりやすくまとめました

ご家庭でのケアの参考に、ぜひご活用ください。

目次

リテーナーとは?

矯正で動かした歯は、まだ不安定な状態です。

リテーナーは、矯正で動かした歯を安定させるために使う“仕上げ”の装置

装着初期は違和感や話しづらさを感じることもありますが、次第に慣れていく方がほとんどです。

装置のタイプは、金属のワイヤーがついたタイプと、マウスピース型の透明なタイプがあります。

装着時間の目安とポイント

基本的には1日20時間以上が目安(食事と歯みがきのとき以外は装着)です。

ただし「ずっと20時間以上」ではありません。

適切に使っていけば、装着時間は徐々に短くなっていき、最終的には夜間のみの使用になる方がほとんどです。

とくに最初の数ヶ月はとても重要な時期

最初の数ヶ月は歯が動きやすく、後戻りしやすいです。

そのためこの時期にしっかり装着できると、のちの安定にもつながります

装着時間は人によって異なります。
必ず歯科医師の指示に従ってください。

装着方法

金属のワイヤー付きリテーナー
  • 装着両手でゆっくりていねいに噛んで押し込むのはNG(破損の原因)
  • 取り外し:奥歯の金属部分を左右均等に外すのがコツ
透明なマウスピース型リテーナー
  • マウスピース矯正経験者なら、つけ外しは同じ要領
  • 外したら必ず専用ケースに保管(紛失・破損防止)

お手入れ方法

外したらすぐに歯ブラシを使って水洗いしましょう。

60℃以上のお湯は、変形や劣化の原因になるのでNGです。

また洗浄剤を使用すると清潔に保てます。

おすすめの洗浄剤

金属ワイヤー付きタイプにタブレット型洗浄剤を使うと、金属劣化の恐れがあるため推奨しません。

注意点・よくあるトラブル

状況対応
リテーナーが合わない歯が動いている可能性あり。すぐにご相談を
ヒビ・破損がある使用可能でも早めに連絡を。再作製になることも
着け忘れが続いた自己判断せず、必ず歯科医師にご相談を

来院時は必ずリテーナーを持参しましょう。

紛失・破損した場合は、すぐにクリニックへ連絡をしてください。

長期間使用しないと後戻りのリスクが大きくなるので、頑張って装着してください。

まとめ

リテーナーは、矯正治療の仕上げを支える大切な装置です。

最初の数ヶ月はしっかり装着し、徐々に夜間だけの使用へと移行していきます。

毎日のケアと習慣化が、きれいな歯並びを長く保つカギです。

朝晩のルーティンに組み込んだり、洗面所にケースを置いたりして、無理なく続けられる工夫をしてみてください。

わからないこと・気になることがあれば、いつでも歯科医師にご相談を!

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