【失敗しないために】子どもの矯正の歯科医院、どう選ぶ?

「子どもの歯並び、気になるけど…どこに相談すればいいの?」
「矯正専門の医院?それともかかりつけの歯医者さん?」

小児矯正は、子どもの成長を見守りながら進めていく“長期の治療”です。

だからこそ、「どの医院を選ぶか」は矯正の成否に大きく影響します。

今回は、小児矯正にフォーカスして、後悔しない歯科医院選びのポイントをお伝えします。

目次

“この装置を使えばOK”はNG!

小児矯正では、その子の成長段階や骨格、噛み合わせの状態などによって使う装置や治療法が変わってきます。

「とりあえずこの装置で始めましょうか」
「うちでは全員この装置でやってます」

そんな画一的な説明しかない場合は、注意が必要です。

いい医院のポイント

「この子はこういう状態だから、この装置が必要ですね」と説明してくれるかどうか。

治療を始める前に、きちんと検査をして、必要性や目的をわかりやすく伝えてくれる医院を選びましょう

小児歯科?矯正歯科?一般歯科?それぞれの特徴

「小児矯正なら小児歯科がいいの?」とよく聞かれますが、実は一概には言えません。

医院によって小児矯正への力の入れ具合・得意分野が全く異なるからです。

種別特徴注意点
小児歯科成長に配慮したやさしい対応
管理型の矯正も得意な医院が多い
費用が高めなことがある
(トータル100万円近くかかるケースも)
矯正歯科矯正専門のため、豊富な経験と装置の選択肢がある
大人の矯正への移行は基本的に可能
小児矯正にあまり力を入れていない医院もある
一般歯科かかりつけとして気軽に相談できる
通いやすい
担当医の矯正経験や姿勢に差が出やすい
矯正専門医が在籍している場合もある

上記はあくまで参考です。

大切なのは、医院の“肩書き”よりも、担当する先生がどれだけ小児矯正に理解と熱意を持っているかです。

料金は“高ければ安心”ではない

小児矯正は医院によって費用にかなり差があります。

  • 初期費用が高くても、フォローが充実している医院もある
  • 一見安く見えても、都度の追加料金がかかる医院もある

場所によっては相場より高額なケースも見受けられ、トータルで100万円前後になる場合もあります。

ただし、「高い=良い治療」とは限りません

良い悪いではなく、相場よりも高いだけの価値を感じられるのか、ご自身での判断が必要になる部分です。

治療開始前に納得して選びたいところです。

子どもの性格や家庭環境に合っているか?

小児矯正は、大人以上に“続ける力”が必要な治療です。

家庭での装置の管理、定期的な通院、生活習慣の見直しなど、親子の協力が不可欠になります。

そのため、こんな視点も大切です。

  • 子どもがリラックスできる雰囲気か?
  • 先生がやさしく、前向きな言葉で励ましてくれるか?
  • 装置や治療の説明がわかりやすいか?

矯正の内容も大事ですが、「この先生となら頑張れそう」と思えるかが、実は一番の決め手になることもあります。

子どもの矯正こそ、“信頼できる先生との長い付き合い”がカギ

小児矯正は、大人の矯正よりも長く、途中で成長や生活環境の変化が起きやすい治療です。

だからこそ、信頼して相談できる先生、家族に寄り添ってくれる医院を選ぶことが何より大切です。

小児矯正はできる時期が限られた治療ではありますが、焦らず、納得できる選択をしてくださいね

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